
2025年4月、インフロニアHDは、
インフロニア ストラテジー&イノベーションを設立しました
当ホームページでは今後、当社の取り組みをお知らせするコンテンツを拡充してまいりますので、ぜひご期待ください。
インフロニア ストラテジー&イノベーションは、
インフロニアグループ全体で取り組むインフラの安全で効率的な建設や運営、
新たな価値創造と先駆的な管理モデル構築の早期実現とその社会実装を通じた、
日本の社会インフラと建設事業の課題解決に向け、
AIをはじめとする先端デジタル技術などの活用を担い加速します。
日本では、道路や水道といった社会インフラの老朽化が進む一方で、少子高齢化や人口減少による技術者不足、さらに物価上昇による財源の確保が難しくなっています。
これまでの業界の対応においては、現場技術者の創意工夫や属人的な管理に依存する傾向が強く、中長期的な計画や効率的なリソース活用が十分に進んでいませんでした。
その結果、突発的な修繕対応や場当たり的な管理、重大な場合だと大規模な事故に繋がり、持続可能性の高いインフラ運営の実現が課題となっています。
我々は、データに基づいた経営状況の可視化・リソースの最適配分に取り組んでいます。
例えば、国内有料道路で初めて企業資産管理システム(EAM: IBM
Maximo)を導入し、資産管理・修繕計画を策定することで、中長期的なメンテナンス計画の見通し精度向上を実現しました。
また、担当者の稼働状況や予実管理を可視化することで、現場のリスクを早期に検知しながら、限られたリソースを最大限に活用できる仕組みを構築しています。
今後は、道路だけでなく上下水道や公共施設などの他インフラへもこの技術を展開し、より持続可能性の高い社会インフラの運営・維持管理を推進していきます。
日本では、道路や水といった社会インフラの現場において、高齢化に伴う技術者の減少が進んでいる中、技術の継承が十分に行われず、今後の安定的なインフラ運営が難しくなってきています。
これまでの業界の対応としては、熟練技術者の経験に依存した運営が中心であり、個々の知識や判断に基づいた管理が行われてきました。
その結果、次世代への技術の継承が困難となり、維持管理コストの増大が懸念されています。
我々は、「デジタル技術を活用した知見の標準化」に取り組んでいます。
例えば、下水放流時の水質管理最適化ソリューションを活用し、電気代を削減する取り組みを進めています。
現場エンジニアの知見を混ぜながら、過去の送風量および水質データを分析し、適正な送風量を設定することで、電力消費を抑えつつ安定した水質管理を実現しています。
これにより、データに基づく合理的な運営が可能となり、エネルギーコストの削減に加えて、持続可能なインフラ運営の仕組みを次世代へ継承することが可能となります。
今後は、この知見継承の仕組みを他の業務にも展開し、より効率的で安定したインフラ運営の実現に貢献します。
建設業は現地性の高い“一品モノ”のモノづくり事業ですが、それゆえに、現場の様子や現場が抱えている問題は、外部から把握しにくくなる傾向があります。
現場が直面する問題や必要とする支援の情報を的確に把握し、早期に対策を講じることで、安全性、品質、工期に関する問題の発生や深刻化を未然に防ぐことが重要です。
我々は、デジタル技術を用いて、現場における作業員・職員の活動/モノの流れ/お金の動きを可視化・分析し、現場が直面している困難を即時に把握できる「経営コックピット」を構築しました。
これにより問題発生の予兆を捉えることができるようになり、課題が深刻化する前に現場と他部門とのコミュニケーションを促すことで、全社で現場をバックアップできる仕組みを立ち上げています。
「経営コックピット」は、今後、現場生産性向上のために導入する各種ツールと連携することでさらなる進化をとげ、より安全かつ高品質なモノづくりを提供できるようにしていきます。こうした取り組みを通じて、単なる自動化にとどまらず、建設業が長年抱えるマネジメントの高度化までを追求します。
建設業は、少子高齢化・人口減少が進む一方で、インフラ老朽化にともなうリニューアル需要が増大しており、働き手の深刻な不足に直面しています。
また、多くの中小規模の事業者が、紙媒体での情報伝達や書類提出が多く残ってきました。
建設現場の業務を効率化していくことで、限られた人数で建設工事を営めるようにしたいと考えています。
我々は、デジタル技術を用いて、現場における作業員・職員の活動/モノの流れ/お金の動きを可視化・分析し、現場が直面している困難を即時に把握できる「経営コックピット」を構築しました。
これにより問題発生の予兆を捉えることができるようになり、課題が深刻化する前に現場と他部門とのコミュニケーションを促すことで、全社で現場をバックアップできる仕組みを立ち上げています。
「経営コックピット」は、今後、現場生産性向上のために導入する各種ツールと連携することでさらなる進化をとげ、より安全かつ高品質なモノづくりを提供できるようにしていきます。こうした取り組みを通じて、単なる自動化にとどまらず、建設業が長年抱えるマネジメントの高度化までを追求します。